Oldies But Goodies
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Frankie Valli & The 4 Seasons / 25TH ANNIVERSARY COLLECTION


     
DISC 1 DISC 2 DISC 3
1.SHERRY
2. BIG GIRLS DON'T CRY
3. CONNIE-O
4. WALK LIKE A MAN
5. LUCKY LADYBUG
6. AIN'T THAT A SHAME!
7. CANDY GIRL
8. MARLENA
9. NEW MEXICAN ROSE
10. DAWN (GO AWAY)
11. STAY
12. PEANUTS
13. RONNIE
14. ALONE
15. RAG DOLL
16. SILENCE IS GOLDEN
17. SAVE IT FOR ME
18. BIG MAN IN TOWN
1. BYE, BYE, BABY
2. TOY SOLDIER
3. BETRAYED
4. GIRL COME RUNNING
5. THE SUN AIN'T GONNA SHINE ANYMORE *
6. LET'S HANG ON
7. DON'T THINK TWICE **
8. LITTLE BOY (IN GROWN UP CLOTHES)
9. (YOU'RE GONNA) HURT YOURSELF *
10. WORKING MY WAY BACK TO YOU
11. YOU'RE READY NOW *
12. OPUS 17 (DON'T YOU WORRY 'BOUT ME)
13. I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
14. THE PROUD ONE
15. TELL IT TO THE RAIN
16. BEGGIN'
17. CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU *
18. C'MON MARIANNE
1. LONESOME ROAD **
2. I MAKE A FOOL OF MYSELF *
3. TWATCH THE FLOWERS GROW
4. TO GIVE (THE REASON I LIVE) *
5. WILL YOU LOVE ME TOMORROW
6. SATURDAY'S FATHER
7. ELECTRIC STORIES
8. IDAHO
9. THE GIRL I'LL NEVER KNOW (ANGELS NEVER FLY THIS LOW) *
10. AND THAT REMINDS ME (MY HEART REMINDS ME)
11. PATCH OF BLUE
12. MY EYES ADORED YOU *
13. SWEARIN' TO GOD *
14. WHO LOVES YOU
15. OUR DAY WILL COME *
16. DECEMBER, 1963 (OH, WHAT A NIGHT)
17. SILVER STAR
18. GREASE *
-RHINO / R2 72998- * Frankie Valli ** The Wonder Who
 

 今回は、ニュージャージー出身、ホワイト・コーラス・グループの最高峰“ザ・フォー・シーズンズ”の豪華3枚組、究極のベスト盤を紹介させていただきます。
 
彼らといえば現在発刊されている洋楽雑誌にも小さい記事や、60年代特集の際にその他大勢と一緒ならたまには載せてもらっているようだが、単独で数ページにわたり取り上げられることはまずないと思われる中途半端な扱いを受けているグループである。最大のライバル、ビーチ・ボーイズとセットで聴いてきた私にはこの扱いの差が理解できない(ま、そんなの勝手だけど…)。別にビーチ・ボーイズと比べて紹介しなくてもいいが、せめて、実績に合った評価をして欲しいと望んでやまない。私の範囲はちと広すぎるかもしれないが、一般的に“オールディーズ”というのは“ポップス黄金期(1956―1969)”のヒット曲の総称(間違ってもバンド名だとは思わないでくれ)であり、彼らの全盛期は正にこの時代。歴史に残る名ポップ・チューンを次々ヒット・チャートの上位に送り込み、全世界のポップス・ファンを大いに楽しませてくれた有難きスーパー・ポップ・グループ。なのに我が国で人気があるのはデビュー曲の「シェリー」だけなんつうのはあまりに虚しいではないか…。
 
フォー・シーズンズのベスト盤はつい最近も新しいのがリリースされ、何年か前にBMGからアルバムも復刻されていたけれど、現在発売中止という状況じゃやっぱベスト以外は売れなかったのかなぁ。ま、そんな(どんな?)事情もあってこの度ご紹介するのはデビュー25周年記念として1988年に発売された3枚組の豪華な「アンソロジー」である。大ヒット・シングル以外の曲も含まれているので、これ1枚あれば充分ヴァラエティ豊かな彼らの音楽性を堪能できるはずである。溢れんばかりのヒット曲。フランキー・ヴァリの個性的なファルセット・ヴォーカルと絶妙のコーラス・ワークを“売り”に長年にわたりポピュラー・ミュージック界に君臨してきた彼らこそアメリカの“ファブ・フォー”である!
というわけで、そろそろ注目曲を紹介してまいりましょう。ディスク1は華々しい活躍をしていた初期のヒット曲すべてを網羅。連続全米bPを記録した1、2、4。1と2はどちらを先にリリースしようか迷ったというくらいクリソツな曲調。B面として発表されたがA面並みのインパクトをもつ5、8は実力をアピールするに充分(スーパースターはB面の曲もいい)。彼らお得意の?“身分の違い”を歌ったソシアル・ナンバー10、15、18の3部作(?)は名曲と呼ぶに相応しい感動的なナンバー。15は全米bPを記録した。その15のB面となった16はイギリスのコーラス・グループ、トレメローズの代表曲として知られている美しいバラード。ディスク2は人気安定期のヒット曲の数々をすべて網羅。1はベイ・シティー・ローラーズのデビュー曲として知られているであろう。オリジナルは彼らで最高12位を記録。4、5はウォール・オブ・サウンドの決定版。5はウォーカー・ブラザーズの代表曲として知られている。7はボブ・ディランの作品だが、コミカルに料理し匿名でリリースしたノヴェルティ・ソング。12はトイズのラヴァ・コンと同じスタッフによるクラシックをアレンジした作品。13はコール・ポーターの古いスタンダードをアレンジした超完成度の高い優れたバラード。17は邦題「君の瞳に恋してる」でお馴染みの甘くダイナミックな素晴らしいバラード、日本では“ボーイズ・タウン・ギャング”のディスコ・カバーの方が圧倒的に知名度が高いようだが、そちらしか知らない人は直ちにこっちも聴きましょう。フランキー・ヴァリのソロで放った初の大ヒットで最高2位を記録。ディスク3は低迷期から復活期までヴァリのソロをフィーチャーしながら徐々に盛り上がる貴重な作品集と言えよう。前半収録曲はビッグ・ヒットはしていないが、聞き応えは充分。どんなグループにも浮き沈みはあるからね。フランキー・ヴァリのソロがたくさん含まれており、特にお薦めはエレガントなミディアム・ポップス9、10、復活を決定付けた全米bPの12、ノリのいいディスコ・ナンバー13は70年代版フォー・シーズンズ・サウンドを予期してリリースしたといえそうだ。15はルビー&ロマンティクスの全米bPのカバーでしっとりしつつもカッコいいポップス・ナンバーで気に入ってる。18はフィーヴァー真っ最中のバリー・ギブ(ビー・ジーズ)の作品ということで話題になり全米bPを記録した同名映画の主題歌。グループとしてはやはり14、16が文句無しにカッコいい。16は12年ぶりの全米bPを記録した。
 
個性を保ちながらいつも時代の先端を行くサウンドで常にポップス界をリードしてきたフォー・シーズンズ。彼らのサウンドは正に良質“アメリカン・ポップス”。もっともっと高く、正統に評価されて欲しい最高にイカす無敵のコーラス・グループである。この3枚組で“ポップスの黄金時代”の歴史すべてが確実に分かるようになっている。
 

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