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IT'S EVERLY TIME / A DATE WITH THE EVERLY BROTHERS
THE EVERLY BROTHERS



[IT'S EVERLY TIME]
1. SO SAD (TO WATCH GOOD LOVE GO BAD)
2. JUST IN CASE
3. MEMORIES ARE MADE OF THIS
4. THAT'S WHAT YOU DO TO ME
5. SLEEPLESS NIGHTS
6. WHAT KIND OF GIRL ARE YOU
7. OH TRUE LOVE
8. CAROL JANE
9. SOME SWEET DAY
10. NASHVILLE BLUES
11. YOU THRILL ME (THROUGH AND THROUGH)
12. I WANT YOU TO KNOW

[A DATE WITH THE EVERLY BROTHERS]
13. MADE TO LOVE
14. THAT'S JUST TOO MUCH
15. STICK WITH ME BABY
16. BABY WHAT YOU WANT ME TO DO
17. SIGH, CRY, ALMOST DIE
18. ALWAYS IT'S YOU
19. LOVE HURTS
20. LUCILLE
21. SO HOW COME (NO ONE LOVES ME)
22. DONNA, DONNA
23. A CHANGE OF HEART
24. CATHY'S CLOWN
[BONUS TRACKS]
25. EBONY EYES
26. WALK RIGHT BACK
27. TEMPTATION (SIGLE VERSION)
28. THE SILENT TREATMENT
29. TEMPTATION (FIRST RECORDED VERSION)
30. STICK WITH ME BABY (FIRST RECORDED VERSION)
31. WHY NOT

-WEA / 9362 47869-2-

 
 本当に待望だったワーナー時代のエヴァリー・ブラザーズのCD化も2001年ついに実現した。といっても今回は、2 in 1で計4枚とボーナス・トラックだが、ここにランクされた2 in 1はワーナー黄金期の作品とあり、入門者にも適してるといえる親しみやすさとクォリティーの高さを誇っている。ビートルズ以前のロックも聴きたいと思っている方は、この辺のエヴァリーから入ることをお薦めしたい。
 
 さて、最初の「It's Everly Time」は1960年4月リリース。これぞエヴァリー!といった様々な魅力を存分に味わえるナンバーが揃っている。兄ドン・エヴァリー作、穏やかなカントリー風バラード「1」が大ヒットシングル(全米チャート最高7位)となった。シンプルなロックンロール「2」、ポップな「4」、カントリーな「8」、ブライアント夫妻の悩殺スウィート&スロー・バラード「5」、ロカ・バラード「7」、ミディアム・バラード「11」、ポピュラーなディーン・マーティンのカバー「3」、R&Bエヴァリーといったレイ・チャールズのカバー「7」、ファッツ・ドミノの「12」などなど、これだけ多彩な作風を全てタイトルの如く「イッツ・エヴァリー・タイム!」で聴かせてしまうのだから、これはスゴイとしか言い様が無い。
 
 次の「A Date With The Everly Brothers」は同年10月リリース、既にCDで聴けたお馴染みのナンバーが多く、ポップでキャッチーな名曲が目白押し。エディ・ホッジスのヒットとしても知られる弟フィル・エヴァリー作のジョイフル・ポップ「13」、兄弟の共作スウィート&スロー・バラード「14」、個人的にはボーナス・トラックのヴォーカルが全面に出たヴァージョンのがお気に入りなポップ・ナンバー「15」、「Cathy's Clown」(「24」)のB面にもなり、中ヒットとなったソフト&テンダーなバラード「18」。エヴァーグリーン認定の「19」、美しいエヴァリー・ヴァージョンはシングル・カットせず、70年代にカヴァーしたナザレスのハードなヴァージョンが大ヒット。始まった瞬間に踊りだしたくなってしまうハッピー・ムードの「22」。兄弟の共作でワーナー時代最大のヒット「24」(5週全米No.1)。♪Don't want your love〜の歌いだしのハーモニーに心を奪われない人はいないだろう。
 
 ボーナス・トラックの方は当時のヒット曲や別ヴァージョンなど7曲。「25」「26」は共に61年の大ヒット。前者は恋人が飛行機事故で亡くなるデス・ソングで、語り入りのバラード(最高8位)。後者は爽やかな素晴らしいポップ・ソングで、私をエヴァリー・ワールドに最初に引きずり込んだ記念すべき?曲(最高7位)。知らない曲だったがキュートな「28」も新たにお気に入り登録だ。
 
 これらのCD化で、「2001年はエヴァリー再評価元年!」といいたいところだが、先ずは他のアルバムのCD化を実現して欲しい。若年層には、注目を集めているハーモニー・ミュージックのルーツとして接してもらうのもいいと思う。日本では不当に評価の低かったビーチ・ボーイズが今やビートルズと肩を並べる存在になれたのだから、エヴァリーだってなんなきゃおかしいよ。知識なんて要らない。ただ「聴いて欲しい」