Oldies But Goodies
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CALIFORNIA GOLD / GIDEA PARK



1. "CALIFORNIA GOLD"
a. California Gold
b. California Girls
c. Wouldn't It Be Nice
d. Help Me Rhonda
e. The Little Girl I Once Knew
f. All Summer Long
g. Lovin' That Music
2. "DON'T WORRY BABY"
3. "BEACH BOY GOLD"
a. Graduation Day
b. Catch A Wave
c. Surfin' U.S.A.
d. I Get Around
f. Fun, Fun, Fun
g. Sloop John B.
h. Dance, Dance, Dance
i. When I Grow Up
j. Good Vibrations
4. "SUMMER GIRLS"
  5. ."HAPPY BIRTHDAY BRIAN WILSON"
6. "SEASONS OF GOLD"
a. So Many Reasons
b. Sherry
c. Big Girls Don't Cry
d. Walk Like A Man
e. Under My Skin
f. Working My Way Back To You
g. Opus 17
h. Dawn
i. Rag Doll
j. Will You Still Love me Tomorrow
k. Save It For Me
l. Let's Hang On
m. The Joy And The Tears
n. Who Loves You?
7. MY MARIA
8. LOLITA
9. BABY COME BACK
-POLO RECORDS LTD.U.K. / CECC00494-
 
 今回は、前のファンタスティック・バギーズに輪をかけてマイナーな存在でありますギデア・パークというグループを紹介させていただきます。
 
彼らは、もっとマイナーであることに付け加えて、マニア度も当然上回ってるといっていいでしょう。知らない人も結構いるんじゃないかと思う。彼らのやっていたことといえば、いわゆる“スターズ・オン・45”タイプの特定アーティストのモノマネ&メドレー。で、彼らのターゲットは我らがビーチ・ボーイズとフォー・シーズンズなのである。これがねぇ、似てるんだわ、めっちゃくちゃクリソツ! 勝手にやってろ、と無視できない“マニアックな愛情”が溢れんばかりで、ものすごく親しみがわいてくるのだ。
 
 しかしながら、情けないことに私は“ギデア・パーク”の実体を知らない。(というのもこのCDは解説付なのだが、ビーチ・ボーイズについて筆者の個人的な感想が述べられているだけで、主役であるギデア・パークの正体は一切明かしてくれていないのだ)推測で申し訳ないが、恐らく同時期(74年くらい)の“ファースト・クラス”と同様なアメリカン‘60Sポップスに憧れるイギリスのスタジオ・ミュージシャンによる企画もののグループではないかと思う。これだけはハッキリしており、仕掛人はエイドリアン・ベイカーという人物。この人は熱狂的なビーチ・ボーイズ・ファン(というよりマニア)で、後に本当にビーチ・ボーイズとレコーディングする機会を得た人である。ギデア・パーク結成は、スターズ・オンや本家のビーチ・ボーイズ・メドレーが流行る以前であり、その後のメドレー・ブームの火付け役になったと言える。当時は間違いなく珍品の部類に入るこの作品集、今年の夏も思いっきり楽しむことにしよう!
 
 さて、曲紹介にまいりましょう。1のaとgはエイドリアン・ベイカーのオリジナル。これがいきなり大傑作でガッシリ心を掴まれてしまう。はさまれた5曲は何の説明もいらないBB5の代表的なゴールデン・カリフォルニア・サウンド。しかしこの中にe「リトル・ガール」が混ざってるのはファンとしては妙に感動してしまう。2はBB5の名曲のカバー。完コピだけど、この場合楽曲がいいから誰がどうやっても素晴らしいんだよね。3は1よりさらにハジけてて豪快!aは替え歌になっていて"♪We'll remember always the Golden Beach Boy Sound..."と歌われている。気になるのはeでコイツはライバル、ジャン&ディーンの大ヒット曲じゃないか。それともコンサートってアルバムに入ってるし、ブライアンは作者の一人だぞってのも押さえておかなきゃならないってことなのかな…。4はエイドリアン・ベイカーのBB5パロディーのオリジナル。5はバースデー・ソングのスタンダードでDEARの後にBRIAN WILSONと歌われる、ブライアンのためのバースディ・ソング。本家もビックリの美しいア・カペラで、きっとこれはブライアンも満足、大いに喜んだプレゼントであったことだろう…。6はBB5同様ファルセットを特徴としたコーラス・グループ、ザ・フォー・シーズンズのヒット曲メドレー。こっちもスゴイ。aとmはエイドリアン・ベイカーの4シーズンズ・スタイルのオリジナル。全14曲!1962年の「シェリー」から1975年の「フー・ラヴズ・ユー」まで幅広い選曲を無理なくつなげて聴かせる超大作。モノマネ専門とはいえ、豊かな才能に感心してしまう…。7、8、9はエイドリアン・ベイカーのオリジナルで7はフォー・シーズンのパロディだが、残りはどちらとも言えないオリジナリティのあるサウンドだ。
 
 私にBB5を本格的に聴こうというきっかけを与えてくれたのは何を隠そう10年前ラジオでかかった彼らの「ビーチ・ボーイ・ゴールド」だった。オールディーズに興味をもちはじめ、最初に夢中になったバンド、ビーチ・ボーイズ。次々飛び出す名曲のハイライトは古いファンを喜ばせるだけでなく、新しいファンを掴む絶好の「素材」なのかもしれない。
 
 
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