Oldies But Goodies
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LESLEY GORE / IT'S MY PARTY : THE MERCURY ANTHOLOGY



DISC 1
1. HELLO YOUNG LOVER
2. IT'S MY PARTY
3. JUDY'S TURN TO CRY
4. JUST LET ME CRY
5. SUNSHINE, LOLLIPOPS AND RAINBOWS
6. IF THAT'S THE WAY YOU WANT IT
7. SHE'S A FOOL
8. THE OLD CROWD
9. CONSOLATION PRIZE
10. RUN BOBBY RUN
11. THAT'S THE WAY THE BALL BOUNCES
12. AFTER HE TAKES ME HOME
13. YOU DON'T OWN ME
14. THAT'S THE WAY BOYS ARE
15. I'M COOLIN', NO FOOLIN'
16. I DON'T WANNA BE A LOSER
17. DON'T CALL ME, I'LL CALL YOU
18. LOOK OF LOVE
19. WONDER BOY
20. MAYBE I KNOW
21. SOMETIMES I WISH I WERE A BOY
22. HEY NOW
23. MOVIN' AWAY
24. LITTLE GIRL GO HOME
25. I JUST DON'T KNOW IF I CAN
26. ALL OF MY LIFE

 
DISC 2
1. WHAT'S A GIRL SUPPOSED TO DO
2. YOU DIDN'T LOOK AROUND
3. WHAT AM I GONNA DO WITH YOU
4. MY TOWN, MY GUY AND ME
5. I WON'T LOVE YOU ANYMORE (SORRY)
6. YOUNG LOVE
7. WE KNOW WE'RE IN LOVE
8. OFF AND RUNNING
9. HAPPINESS IS JUST AROUND THE CORNER
10. TREAT ME LIKE A LADY
11. THE BUBBLE BROKE
12. CALIFORNIA NIGHTS
13. LOVE GOES ON FOREVER
14. SUMMER AND SANDY
15. BRINK OF DISASTER
16. ON A DAY LIKE TODAY
17. WHERE CAN I GO
18. MAGIC COLORS
19. SMALL TALK
20. HE GIVES ME LOVE (LA LA LA)
21. I CAN'T MAKE IT WITHOUT YOU
22. TAKE GOOD CARE OF MY HEART
23. I'LL BE STANDING BY
24. RIDE A TALL WHITE HORSE
25. 98.6 / LAZY DAY
26. WEDDING BELL BLUES
-MERCURY / 532 517-2 -
 
 60年代を代表する女性歌手、レスリー・ゴーアの豪華52曲入り究極のベスト盤をご紹介します。
2枚組で片面に26曲ずつ。昔の曲(60年代)は短いから決められた時間内にたくさん収録できる。お得だね。2分30秒の中に出来るだけ無駄を省き、やりたいことのすべてを詰め込む。ポップスの“おいしいとこだけいただき!”って感じがしてオールディーズはやっぱりお得だ。そう、このレスリー・ゴアのアンソロジーはそんなお得がいっぱい。正に“ポップス黄金時代”のすべてがこの1枚に収められている。彼女のベスト盤はこれの前に何枚か出ていたが、1枚ものだったので、本当に厳選されたごく少数しか収められていなかった。私も含め物足りないというファンが多かったのだろう。出し惜しみとはこのことで、1996年に発売されたこの待望の2枚組アンソロジーのヴォリュームは丁度良く大変満足のいく品だ。発売順にシングルは余すところなく収録されているし、残念ながらヒットしなかった曲も売れなかったのが信じられないくらいのクォリティーの高さで、レスリー・ゴアが並みのアーティストではなかったことを証明してくれる。これの発売に際して彼女の最新のインタビューも収録されており、レコーディングの時の心境や、曲の決め方などの興味深い記事は後追いファンには嬉しい限りの情報である。
 
 レスリーはニュージャージー州の裕福な家庭に育った。いとこのジャズ・バンドで歌っているところを偶々見たクィンシー・ジョーンズに見初められ、1963年にデビューした時は17歳になったばかりの高校生であった。デビュー曲の「涙のバースディー・パーティー」は発売4週目で全米bPに輝くという猛スピードでの大ヒット。文字どおり“彗星の如く現れた”シンデレラ・ガールであった。楽曲に恵まれ次々に大ヒットを飛ばし、多くのシンガーが挫折した“ブリティッシュ・インヴェイジョン”の固い壁を突破できた数少ないアメリカ人シンガーの一人であることは特筆すべきであろう。年齢的にはアイドルだったが、非常に歌がうまく、アルバムではジャズのスタンダードを難なく歌いこなし、実力のほどは当時から評価されていたようだ。
 
 そろそろ曲紹介といきたいが、曲数が多いので今回は個人的に特別気に入っている曲、注目曲をピック・アップした。1―3はデビュー曲の続編で勢いにのって全米チャート最高5位を記録したが、B面となった1―4の方が出来がいいのでは…と思うのは私だけか。1―7は3枚目のシングルで3同様5位まで上昇したが、キャロル・キング&ジェリー・ゴフィン作のB面の1―8はこれまたA面以上に素晴らしいポップ・チューンで、彼女の曲では最も好きな曲の1つだ。1―13は泣きの名バラードで全米bPに相応しい楽曲だったが、ビートルズの「抱きしめたい」と同時期だったため、3週間2位に甘んじた。1週くらいわけてやれよ、と言いたくなる。1―18、20はレスリーが憧れだったというエリー・グリニッジ&ジェフ・バリー作。やっぱ彼らの作品は飛びぬけて優れている。2―4は初めて彼女の名前が作者としてクレジットされた曲。彼女は後に作曲家としても大活動し、弟のマイケルと共作したアイリーン・キャラの「フェイム」が大ヒットしたのは有名な話だ。2―6はスタンダードだが、個人的にこのヴァージョンが1番気に入っている。2―7、17は彼女と弟のマイケル・ゴーアの共作。2―9は未発表ナンバーだったが発売してたら絶対ヒットしたと思える佳曲である。2―10、12はボブ・クリュウのプロデュースでドラマティックで印象的な名曲だ。2―15、19、22などは低迷期に入っても楽曲の衰えは全くないことがよく判る。
 
 オールディーズに関心をもって間もない方、女性シンガーの好きな方は絶対に聴いて下さい。“オールディーズ”の素晴らしさをこれほど的確に表現できるアルバムは他にありません。10代のアイドル歌手のCDを買うなんて恥ずかしいなんて決して思わないで下さい。彼女をただのアイドル・シンガーとしか思っていない方がよっぽど恥ずかしいです。