Oldies But Goodies
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RIPPLES VOLUME 6/ JINGLE JANGLE MORNINGS



1. TAKE ME FOR WHAT I'M WORTH...THE SEARCHERS 16. DEJECTION...FIVE'S COMPANY
2. IT'S ALL OVER NOW, BABY BLUE...COPS & ROBBERS 17. WHAT HAVE THEY DONE TO THE RAIN...THE SEARCHERS
3. GOTTA MAKE THEIR FUTURE BRIGHT...THE FIRST GEAR 18. LONG BLACK HAIR OF BONNY...TONY JORDAN
4. GO WHERE YOU WANNA GO...THE OVERLANDERS 19. DOLLY CATCHER MAN...THE KNACK
5. THIS MAN'S GOT NO LUCK...GARY BENSON 20. GIVE A DUMN...PYTHAGORAS THEOREM
6. PENNY ARCADE...MICHAEL LESLIE 21. BLESSED...THE KYTES
7. HEY WOMAN...KENNY BERNARD 22. PAINTING THE TIME...THE BYSTANDERS
8. ABSOLUTELY SWEET MARIE...THE FACTOTUMS 23. DIFFERENCE OF OPINION...THE MONTANAS
9. HEY GYP (DIG THE SLOWENESS)...DONOVAN 24. DAYDREAMING OF YOU...THE HELLIONS
10. DON'T SWITCH OFF THE MOON MR. SPACEMAN...NICHOLAS HAMMOND 25. YOU WERE ON MY MIND...THE LUDLOWS
11. SOMEWHERE IN A RAINBOW...PAUL ARNOLD 26. GOT A FEELING...PAUL ARNOLD
12. JUST HOW WRONG YOU CAN BE...THE EPICS 27. DON'T YOU CRY OVER ME...SLADE BROTHERS
13. WHEN YOU WALK IN THE ROOM...MICHELLE FISHER 28. WAKE UP MY MIND...THE UGLY'S
14. CAN I GET TO KNOW YOU BETTER...MARK WYNTER 29. EARLY MORNING RAIN...THE SETTLERS
15. DON'T THINK TWICE IT'S ALRIGHT...THE IVY LEAGUE 30. DON'T SING NO SAD SONGS FOR ME...THE SORROWS
 
SEQUEL RECORDS / NEMCD 388
 
 
 VOL.5, 6を買って聴いたとき、実は、この6の出来で、ネタ切れは言いすぎだと反省していたのだが、5だけ仲間ハズレにするのは可哀相なので?!、一緒に犠牲になってもらっていた(もっと可哀相だ…)。VOL.6も、VOL.3と同じ系統といえるブリティッシュ・フォーク・ロック・サウンドが中心の選曲(ま、イギリスだとそれらは全部マージー・ビートで済まされてしまうのだが…)。あれ待てよ、VOL.3は、フォーク調のソフト・ロックが中心だったかもしれないな、ということは、Vol.6はさらに、フォーク色強めたものだね。アメリカだとボブ・ディラン、バーズ、ママス&パパス、ダンヒルの頃のP.Fスローン(&スティーヴ・バリ)系のアコースティック、12弦ギターをメイン、素朴なヴォーカルといった作風を集めたもの。ゴージャス・ハーモニーはちょっとお休みといった感じで、一聴で!という華やかさはないが、「気づかないうちにひっそり心に感動が忍び込んでいる」?!聴かせる曲が多く、回数重ねて聴いていくうちにお気に入り曲がその度に増えるという、末永く愛聴できそうなCDというタイプ。どこか寂しげな「」、心をそっと温かく満たしてくれるはずだ。
 
 それでは、そんな素敵なチューンを紹介していこう。まずは、トップ・バッター、サーチャーズならこちらへといった感じだが、P.F.スローン作のこれぞフォーク・ロックの名曲といったナンバー。今回は私のフェイバリット・ソングライターの一人、P.F.スローン(&スティーヴ・バリ)の優れた作品が幾度か登場する。予断だが、P.F.スローンは(この曲も含む)、グラス・ルーツやタートルズ、バリー・マクガイア等に提供したフォーク・ロック・ヒッツのセルフ・カヴァーを多く含む「Anthology」というCDが比較的入手しやすい状態で出ていているので、これに便乗して推奨させていただきたい。特にグラス・ルーツに与えた曲のセルフ・カヴァーはどれもオリジナル以上に素晴らしいし、この人は歌も上手く、安定した伸びやかなハイ・トーン・ヴォーカルには強い魅力を感じるはずだ(ディランっぽくやってない方ね)。あらら、もうこんなに行数使っちゃった(汗)。「2」はディランの曲。重々しいが、ほんの少しのキャッチーでポップ・ファンにも聴き応え十分。「4」は5th Dimensionのヒット曲のカヴァー、原曲の華やかさをそのまま再現したフォーク・ロック・カヴァーで、出来が良い。「5」の人は19歳のシンガー・ソングライターというが、心に訴える渋く力強いサウンドで驚かされる。少し飛んで次に気を引くのは「10」、題名をパクっているところで判るがバーズ・イミテイターのようだ。雰囲気出ている。「11」も素朴でいいねぇ。ボブ・リンドの「Elusive Butterfly」のような心洗われる優しいメロディだ。「12」は軽快な典型マージー・ビートでやっと親しみやすい曲が出てきたという感じ。このグループには後に「Yellow River」を世界的に大ヒットさせるジェフ・クリスティーが在籍している。スローン&バリ作。「13」は曲の良さはもちろんだが、この女性のシーカーズのジュディス・ダーハムのような透明感のある美声に心を奪われる。「14」もスローン&バリ作。アメリカのソウル・シンガー、ベティ・エヴェレットのオリジナルであるが、ポップス・ファンにはタートルズのカヴァーとしてより知られているのではないかな(こっちも素晴らしい)。「15」はスタンダードといえるフォークの代名詞だが、このヴァージョン、今まで聴いた中で1番いいかも。「17」は隠れた名レイン・ソングである。エヴァリー思い起こさせるんだよなぁ、私だけだけど…。「18」は音量も小さく目立たないが、美しいイントロからときめき押さえられない状態。清楚、可憐、一押しの甘美・チューン。「19」はゴキゲンなナンバーだ。このナックは「マイ・シャローナ」ではなくて、Vol.1でスプーンフルのカヴァーを素敵に聴かせてくれたグループですよ、覚えてますか? 「20」はスパ・ギャンの好カヴァーで、オリジナルよりテンポを落として、より情緒的な雰囲気で聴かせる。抑え目のサウンドの多いなか、一際壮大な印象。「23」も弾むようなテンポの元気なナンバー。例のCDにはリミックス版とインスト版が収録されているので、併せてどーぞ。Vol.6中1番のお気に入りソングは、先のモンタナスではなく、「24」である。いや、シリーズ中、トップ5入りは確実といってもいいだろう。こういう甘く切なくコーティングされたミディアム・テンポのマージー・ビート・ナンバーにはいつだって魂を奪われて、心をかき乱されてしまう私なのだ…。「出会えて良かった」ってわけで、この何てカタカナ表記すればいいのか解らないグループを気にしてみると、Vol.1に「Tomorrow Never Knows」という収録曲みっけ(リスト役立つぜ)! しかし、これに関しては当時、コメントをしていないので、特に心に留まらずに聞き流されちゃったのだろう、今一度、単独で聴き返すと、これまた爽やかポップスでとても良い曲だった(^^;;)。尚、このグループには後にトラフィックのメンバーとなるJim CapaldiとDave Masonが在籍していたらしい。で、VOL.6最後の個人的フェイバリットはお次の「25」、「24」で放心状態の中、ただのカヴァーでしょ、っと最初は心入らなかったのだけど、この曲こそ「気づかないうちにひっそり心に感動くれていた」曲だった。アメリカのウィ・ファイヴ唯一の大ヒット。オリジナルはフォーク・ロックといってもかなりポップな作風だったが、P.P.M.フォロワーといったようなフォーク色を強めたカヴァーになっている。
 
 気づいたら「好きだった」という新しいフェイバリット曲の出来方を体験させてくれたCDだった。という、それぞれのVOLUMEを異なる個性で纏めた素晴らしいコンピレーションを全作紹介させていただいた。最後に、この素晴らしいコンピレーションをCompileしたKingsley Abbott氏、John Reed氏、特に、ライナー・ノーツを書かれたKingsley Abbott氏、貴重資料として音楽同様に楽しませてもらいました。両氏に心より感謝いたします。また、お付き合い下さったLOVELY AUDIENCEのホームページ読者の皆様、ありがとうございました。