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気まぐれで(笑)、突如アップしました。例年?通り再発CDの中から10枚選びました。順番は特になく、アーティスト名アルファベット順、最後にオムニバスで並べています。 |
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1: LET
IT BE...NAKED / THE BEATLES |
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1.
GET BACK, 2.
DIG A PONY,
3.
FOR YOU BLUE,
4. THE LONG AND WINDING ROAD,
5. TWO OF US,
6. I'VE GOT A FEELING,
7. ONE AFTER 909,
8. DON'T LET ME DOWN,
9. I ME MINE,
10. ACROSS THE UNIVERSE,
11. LET IT BE
ADDITIONAL DISC:
FLY ON THE WALL A unique Insight into the Beatles at work in rehearsal and
in the studio during January 1969. |
07243 595713 2 4
EMI
UK盤 |
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個人的な話、「LET
IT BE」って曲はすごい名曲だと思っているんだけど、初期から全部ビートルズの曲を聴いた後だと、本当にこれが「ビートルズの顔」でいいのか?と思ってしまうところがあって、楽曲はエヴァーグリーンと認めていながら、人気投票結果を見て、納得いかねー、と常に感じていた。これが発売になるとかなったときも当初は「日本で1番人気がある"LET
IT BE"」なんて聞えると「また言ってるよ、あたしは違うもんねー」ってゆって余り気に留めてなかったんだけど、いつからだろうか突然「楽しみに決まってんじゃん!」って180度頭が切り替わっちゃって、余り聴いてないアルバムだから聴き込む良いきっかけと11月に入ると旧「LET
IT BE」鑑賞に浸り始め、いつでもどうぞ!と準備整えてCCCDじゃない輸入盤発売日を待ち構えてた。
とにかく第一印象が良かった。
買ってすぐ帰りの電車でCDウォークマンで聴き始めた。思わず「すごい!」と叫ばずにはいられないほど音質の素晴らしさ。寝たふりしつつこの溢れ出る感動を抑えるのに必死だった(笑)。最初はあの大げさなアレンジも嫌いではないからケチのひとつでもつけてやろうか、なんて思ったりしてたんだけど(爆)、隙がなかった(謝)。
「Get Back」がトップの曲順も気に入ったし、この曲のエンディングがあれれってくらいで次から次へと聴きなれた曲がヴァージョンアップ・ヴァージョンともいうべき迫力を増したサウンドで迫り心を捉えて離さない。もうネイキッドだろうと何だろうと良かった。今聴いてるこの音楽に心の底から感動できて、すっかり舞い上がった。 重厚になりハモリをクリアにした「I
Dig A Pony」、見事なスライド・ギターに我を忘れてしまう「FOR YOU BLUE」など使用前使用後みたいな変わり映え・・・。全く違うのが4曲目の「The
Long And Winding Road」 シンプルでなんと美しい! ポールはこんなに穏やかで甘い曲をイメージしてたのか。 「I'VE
GOT A FEELING」「ONE AFTER 909」「DON'T LET ME DOWN」のノンストップ編集は素晴らしくエキサイティング! ビートルズはロックンロールが最高に似合うバンドなんだと再確認させてくれた。今までのCDが貧弱音だったから尚更感じる部分もあると思うけど「I
Me Mine」は見違えるように名曲になってるし・・・。シメの「Let It Be」は繰り返しの1部が違うくらいしかよくわかんなかったけど、改めて名曲であると感服。小品を挟んだ遊び心は捨てがたいけど、名曲「DON'T
LET ME DOWN」に差し替えたところでより「完成品」っぽくなった。
あれから1ヶ月半。この10選に勝ち残ったことでこの第一印象がウソで無かったことを証明できるだろう。
フィル・スペクター・ヴァージョンの方もこのくらいの音質で聴いてみたい。 |
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2:
SWEETHEART OF THE RODEO(Legacy Edition) 2CD / THE BYRDS |
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DISC ONE:
1. YOU AIN'T GOIN' NOWHERE, 2. I AM A PILGRIM,
3. THE
CHRISTIAN LIFE,
4. YOU DON'T MISS YOUR WATER, 5. YOU'RE STILL ON MY MIND,
6. PRETTY BOY FLOYD, 7. HICKORY WIND,
8. ONE HUNDRED YEARS
FROM NOW, 9. BLUE CANADIAN ROCKIES,
10. LIFE IN PRISON, 11. NOTHING WAS DELIVERED
12. ALL I HAVE ARE MEMORIES, 13. REPUTATION, 14. PRETTY
POLLY
15. LAZY DAYS,
16. THE CHRISTIAN LIFE(MASTER TAKE-GRAM
PARSONS VOCAL)
17. YOU DON'T MISS YOUR WATER(MASTER TAKE-GRAM
PARSONS VOCAL)
18. ONE HUNDRED YEARS FROM NOW
(MASTER TAKE-GRAM
PARSONS VOCAL), 19. RADIO SPOT: SWEETHEART OF THE RODEO
ALBUM
DISC TWO: 1-6 THE INTERNATIONAL SUBMARINE
BAND
1. SUM UP BROKE, 2. ONE DAY WEEK, 3. TRUCK DRIVIN' MAN,
4. BLUE EYES, 5. LUXURY LINER, 6. STRONG BOY
7. LAZY DAYS (ALTERNATE VERSION),
8. PRETTY POLLY (ALTERNATE
VERSION),
9. HICKORY WIND (ALTERNATE "NASHVILLE" VERSION
- TAKE 8)
10. THE CHRISTIAN LIFE
(REHEARSAL VERSION - TAKE 7 -GRAM PARSONS VOCAL),
11. THE CHRISTIAN LIFE
(REHEARSAL VERSION - TAKE 8 -GRAM
PARSONS VOCAL) 12. LIFE IN PRISON(REHEARSAL
VERSION - TAKES1&2 -GRAM PARSONS VOCAL), 13. LIFE IN
PRISON(REHEARSAL VERSION - TAKES3&4 -GRAM PARSONS VOCAL), 14.
ONE HUNDRED YEARS FROM NOW(REHEARSAL
VERSION - TAKES12&13 -GRAM PARSONS VOCAL), 15.
ONE HUNDRED YEARS FROM NOW(REHEARSAL
VERSION - TAKES14&15 -GRAM PARSONS VOCAL), 16.
YOU'RE STILL ON MY MIND(REHEARSAL
VERSION - TAKE13 -GRAM PARSONS VOCAL), 17.
YOU'RE STILL ON MY MIND(REHEARSAL
VERSION - TAKE48 -GRAM PARSONS VOCAL), 18. ALL I HAVE ARE
MEMORIES (ALTERNATE INSTRUMENTAL - TAKE 17), 19. ALL I HAVE
ARE MEMORIES (ALTERNATE INSTRUMENTAL - TAKE 21), 20. BLUE
CANADIAN ROCKIES (REHEARSAL VERSION -TAKE 14) |

MHCP 112〜3
SME |
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3:
BAGS & THINGS
/ DENNIS LAMBERT |
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1.
BAGS AND THINGS, 2. ASHES TO ASHES, 3. OF ALL THE THINGS,
4. SOMEBODY FOUND HER (BEFORE I LOST HER), 5. I
DIDN'T SING (IN THE NEW YORK SUBWAY), 6. CROSS MY MIND,
7. SOMETHING TO REMEMBER YOU BY, 8. SO LITTLE TIME, 9.
ROCK AND ROLL MOOD, 10. DREAM ON |

YDCD-0098
夢街名曲堂
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60,70年代のヒット・ポップスをちょっと聴き込んだ方はデニス・ランバートという名前に敏感に反応するのではないだろうか。デニス・ランバートの名前を知っていて、彼の作った曲が好きだと聞くと、その方とはきっと同じような趣味なのかなと、とても親近感を持ちます。日本ではオリジナル・キャストの「MR.
MONDAY」の作者ってことで知られてるかと思われる「デニス・ランバート&ブライアン・ポッター」の黄金ソングライター・コンビは、主に70年代大活躍したヒット・メイカー。彼らのサウンドはとびっきりキャッチーながら説得力あるメロディーで聴かせるポップ・ロックの宝庫。作品名挙げると長くなるのでやめとくが、どんなジャンルの曲でも彼らが手がけたものはどれも「魅惑の3分ポップス」の魅力に溢れたものばかり。因みにわたしが最も好きなのは、ゲイル・マコーミックという女性シンガーの「IT'S
A CRYIN' SHAME」。そんなデニス・ランバートが自身のアルバムを出しているなら、聴かずに死ねるはずはない・・・。
このアルバムは、今年1番の朗報といってもいい世界初CD化だった。待望のプレイ・ボタンを押すと静かなメロディーが流れ、その雰囲気にピッタリな渋いトーンのヴォーカルがで流れる。ハートウォーミング!すぐに虜になった。1曲以外は全てランバート&ポッター作でミディアム〜スロー・テンポの曲が多く、今まで聴いてきたヒット曲に比べると大分落ち着いた曲調だが、即座にハートを掴んでくるメロディーは、やはり彼(ら)だなぁ、と思える。親しみやすい大人のポップ・ミュージック路線といっていいだろうか。良いメロディーの和み系なので通勤途中より、家に帰って、聴くのが楽しみだった。一押しはラストのアップ・テンポな「DREAM
ON」(ライチャスのセルフ・カバー)。 |
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4:
EAGLES オリジナル・アルバム、デジタル・リマスター再発 |
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1.ONE
OF THESE NIGHTS, 2. TOO MANY HANDS, 3. HOLLYWOOD WALTZ,
4. JOURNEY OF THE SORCERER, 5. LYIN' EYES, 6. TAKE
IT TO THE LIMIT, 7. VISIONS, 8. AFTER THE THRILL IS GONE,
9. I WISH YOU PEACE
大きいジャケット:
ONE OF THESE NIGHTS(呪われた夜) / EAGLES
小さいジャケット:
上左: EAGLES (イーグルス・ファースト)
上中: DESPERADO(ならず者)
上右: ON THE BORDER(オン・ザ・ボーダー)
下左: HOTEL CALIFORNIA(ホテル・カリフォルニア)
下中: THE LONG RUN (ロング・ラン)
下右: THE COMPLETE GREATEST HITS ・・・・・おまけ |

WPCR 11564
WARNER
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今年1年で聴いた回数の最も多いアーティストといったらイーグルスに決まりだ。初心者でもないのに今更イーグルスはないだろう、と、どれだけ多くの方に思われたことか・・・^^;)。恥ずかしながら今回のデジタル・リマスター再発で初めて全アルバムを聴いたのだが、さすが大物中の大物! しっかりしてますわ! ヒット曲の数々で証明されて入るものの、改めてスゴイ・・・。革命的なグループに見られがちな難解なサウンドも皆無で、スケールの大きさを感じさせる曲も多数あるが、どの曲にも親しみやすいメロディーがあり、自然に吸い込まれていくような「聴きやすい」サウンドが魅力的だ。多種多様なサウンドに取り組んでいても、不自然な形のものは一切存在せず、彼らがどこまでも「完璧」で誰よりも上を目指していたことが判る。そんな完璧な最高レベルの楽曲でありながら、万人ウケのポップな感覚も忘れず、聴き通した後も極上の爽快感を与えてくれる。 音楽とは何と素晴らしいものなのだろう・・・。
平等に愛聴していたので、どうしても1作だけ選ぶことは出来ないが、全作について書くと誰も読んでくれなくなるので、わたしの1番好きなイーグルスの曲「TAKE
IT TO THE LIMIT」の入った「ONE
OF THESE NIGHT」を代表に挙げておきます。全イーグルスの曲からこの曲を1番という人は珍しいのかもしれないが、わたしは「♪All
alo〜〜ne・・・・」と始まったら何もかも忘れてしまう。メロディーとヴォーカルがこれほどハマった曲って他にないんじゃないでしょうか。大らかなワルツ・バラードで、ハロルド・メルヴィンの「IF
YOU DON'T KNOW ME BY NOW」にも似たメロディーはアルバムでも一際心を奪い、そのメロディーラインに何ともピッタリフィットしたランディー・マイズナーの歌唱はうっとりさせて止まない。わたしにとっては奇跡的な聴き心地の良さだ。。 |
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5: ELVIS
PRESLEY / ELVIS 2ND TO NONE |
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1.
THAT'S ALL RIGHT, 2. I FORGOT TO REMEMBER TO FORGET,
3. BLUE SUEDE SHOES.
4. I WANT YOU I NEED YOU I LOVE YOU,
5. LOVE ME
6. MEAN WOMAN BLUES,
7. LOVING YOU,
8. TREAT ME NICE,
9. WEAR MY RING AROUND YOUR NECK,
10. KING CREOLE,
11. TROUBLE,
12. I GOT STUNG
13. I NEED YOUR LOVE TONIGHT,
14. A MESS OF BLUES,
15. I FEEL SO BAD
16. LITTLE SISTER,
17. ROCK-A-HULA BABY,
18. BOSSA NOVA BABY,
19. VIVA LAS VEGAS,
20. IF I CAN DREAM,
21. MEMORIES,
22. DON'T CRY DADDY,
23. KENTUCKY RAIN,
24. YOU DON'T HAVE TO SAY YOU LOVE ME
25. AN AMERICAN TRILOGY,
26. ALWAYS ON MY MIND,
27. PROMISED LAND
28. MOODY BLUE,
29. I'M A ROUSTABOUT
*,
30. RUBBERNECKIN' (POUL OAKENFOLD REMIX-RADIO EDIT)*
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BVCM-31104
BMG |
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去年すごい話題になったNO.1ソングだけを30曲収録した「1」に続き、NO.1ソングだったのに外された例の(笑)曲や、その他、チャートの上位を記録した重要曲などを厳選して詰め込んだ第2弾。リミックスした最新ヒット「ラバーネッキン」を付けるところなど「1」と同じコンセプトだが、当然マニア向けにも未発のボーナス・トラック「アイム・ア・ラウスタバオウト」を収録。これがまた若い頃の魅力的なキング・オブ・ロックンロール、エルヴィス!って曲でファンには最高のプレゼントになった。個人的には、「I
WANT YOU I NEED YOU I LOVE YOU」がちゃんと収録されて、とにかく安堵。騒がない人もいて、オトナだなぁ、と思っていたけど、ほーれみろやっぱり1位じゃないか! ライナー読めば一目瞭然。5曲も入れ忘れがあったとは知らなかったけど、こんなことだと思った。皆さん1位ですよ!この曲は! 他にもキングのバラードは全て良いのだがその中でも一押しな「ラヴ・ミー」とか、「思い出の指環」とか「アイ・フィール・ソー・バッド」とか、第2歩目には絶対聴いて欲しい1位に匹敵の最重要ナンバーも入ってて、現代最高の機器でデジタル・リマスター作業の行われた、ロックを愛する人なら必携のCD。もっと読みたい方は、くだらない話でよければこちらへ。 |
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6:
FERRY CROSS THE MERSEY / GERRY AND THE PACEMAKERS |
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1.IT'S
GONNA BE ALL RIGHT, 2. WHY OH WHY, 3. FALL IN LOVE, 4.
THINK ABOUT LOVE, 5. I LOVE YOU TOO (BY THE FOURMOST),
6. ALL QUIET ON THE MERSEY FRONT(BY GEORGE MARTIN ORCHESTRA),
7. THIS THING CALLED LOVE, 8. BABY YOU'RE SO GOOD TO
ME, 9. I'LL WAIT FOR YOU, 10. SHE'S THE ONLY GIRL FOR
ME, 11. IS IT LOVE (BY CILLA BLACK), 12. FERRY CROSS
THE MERSEY
BONUS SECTION-
13. IT'S JUST BECAUSE, 14. YOU YOU YOU, 15. I'LL BE THERE,
16. WALK HAND IN HAND, 17. DREAMS, 18. LA LA LA, 19.
WITHOUT YOU, 20. GIRL ON A SWING, 21. FOOL TO MYSELF,
22. COME BACK TO ME, 23. HALLELUJAH I LOVE HER SO, 24.
IT'S GONNA BE ALL RIGHT (STEREO VERSION), 26. FERRY CROSS
THE MERSEY (STEREO VERSION)
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TOCP-67105
東芝EMI |
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ジェリー&ザ・ペースメイカーズは日本じゃ「軟弱組」に入れられてイマイチ評価されないグループだろう。ビートルズには物凄く詳しい人でもこのグループの曲は聴いたことないなんて人もたくさんいそうで、真実を知るのが怖い。ビートルズの影に隠れた代表格のマージー・ビート・グループ。そう言われるだけなんて勿体無い。今回BRITISH
BEAT 40THという有り難き紙ジャケCDシリーズで2枚のアルバムを聴き通し心からそう思った。「HOW DO
YOU DO IT」「I LIKE IT」などの軽快なポップ・ソングや、「DON'T LET THE SUN
CATCH YOU CRYING」このアルバムの表題でグループ主演映画の主題歌邦題「マージー河のフェリー・ボート」の2大美しいバラードくらいはマージー・ビートの特集があれば話には出るだろうが、魅力はそれだけではない。このアルバムのオープニングを飾るワイルドなロックンロール「IT'S
GONNA BE ALRIGHT」の快調このうえない名演、ボーナス・トラックの「WALK HAND IN HAND」での見事な歌唱力を聴けば、彼らに不可能は無いと思わせるくらい実力のあるバンドだということがよ〜〜〜〜く判る。また、グループのリーダー、ジェリー・マーズデンはソングライターとしての才能も十分に持ち合わせた人物で、彼の書いた作品(このアルバムでは1,2,3,7,8,9,10,12)はどれも抜き出て優れていてどれをシングルにしてもヒットしそうなくらいのハイ・クォリティーだ。こんな素晴らしいのに彼らを特集した記事なんて見たことない。
でも、この紙ジャケの発売は嬉しかった。売れてるのか判んないけど(汗)、買った人がわたしだけってことはいくらなんでもないと思うし、こういう動きがあるってことはまだ捨てたものではないと思えるからね。彼らは2枚のアルバムしか発表していないが、今年発売予定の「コンプリート・コレクション
VOL.3」に収録されるという他の曲も本当に楽しみだ。この機会にぜひもっと多くのポップス、ロック・ファンに聴いていただきたい。
そうそう
日本人の方の作られたサイトでジェリーを取り上げたページを拝見して、あたしだけじゃないんだって狂喜乱舞しました。ここにURL書きたいくらいだけど許可取ってないからGERRY
AND THE PACEMAKERSでGOOGLEしてみてください。しっかりした情報が得られますので。 |
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7:
THE HOLLIES / THE LONG ROAD HOME 1963-2003 (6CD) |
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ファン待望! よくぞ出ました、デビューから現在まで6枚組のCDに纏まったホリーズ初のBOX CD。今年最大のニュースはCMで「ステイ」が使われたことだね。本当にビックリした。洋楽オールディーズ・ファンで彼らのファンは当たり前でしょうけど、まさかあのような場で扱われるなんて夢にも思わないもの! ああ!わたしのホリーズが〜〜〜とか分けわかんない感激と動揺味わわせてもらいましたよ。ほどなくして次にこのBOX情報。これは輸入盤だけど、ご存知のように紙ジャケで「国内(日本)盤」で、「オリジナル・アルバム」達もリリース。ホリーズ、来てるね! わたしが初めてホリーズという名前と彼らの代表曲「バス・ストップ」を聴いたのは、88年だったかな。今まで初めて聴いた曲でこんなに感動した曲があっただろうか・・・。この曲は何があってもわたしの生涯のベスト5以内にランクし続けるだろう。当然ホリーズについて知りたかったが、「ポップだから」ということで、余り認められてないという記事を見たりして「ポップだから」認められないという意味はよく判らなかったが、少なくとも「今」は評価されていないグループであることを知った。わたしはあんなに感動したのに・・・。何だかわたしが気に入るアーティストに限ってそうかもしれない。何でみんなと違うことに興味があるんだろう。もう誰も知らなくても、認められてなくても良い。わたしは好きなんだ。取り合えず曲は聴けるし、それで良いじゃない。そう思うしかなかった。
そして月日は流れ、わたしは無謀にもホームページを立ち上げた。わたしで良かったら・・・「ここ」で存分に認めてあげる。その素晴らしさ、いくらでも称えてあげる!
さらに月日は流れ・・・2003年春まさかテレビから聞こえてくるなんて!?。 この感激を解っていただけるでしょうか。今ではこうしてホリーズが盛り上がってることを一緒に喜んでいるオールディーズ・ファンの方がいらっしゃることも判ってる。たった今音楽仲間からいただいた情報では最近発売の雑誌で大特集組まれてるんだって! ホントかよ〜!!!
だからなんだってことばかり書いちゃいましたが、作品のことについてはそれらメジャーな雑誌に詳しいでしょう! その本には70年代以降のことも書いてくれてると有り難いです。BOXの内容は簡単に言うと、ヒット曲を敢えて省き、レア・ソング満載貴重なライヴ音源を売りにしたマニアか、既にベスト盤を持っていて全貌を知りたい方向け。70,80年代も良い曲がたくさんあることを知れるだろう。1月中にアップ予定のGGO147には残ってるDISC4&5を載せる予定です。 |
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8:
THE
MANHATTANS / 涙の口づけ |
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1.
SEARCHING FOR LOVE, 2. WE'LL HAVE FOREVER TO LOVE, 3.
TAKE IT OR LEAVE IT, 4. REASONS, 5. HOW CAN ANYTHING
SO GOOD BE SO BAD FOR YOU?, 6. HURT, 7. WONDERFUL WORLD
OF LOVE, 8. IF YOU'RE EVER GONNA LEAVE ME, 9. LA LA LA
WISH UPON A STAR, 10. KISS AND SAY GOODBYE
BONUS TRACKS (PREVIOUSLY UNRELEASED)
11. TAKE IT OR LEAVE IT (INSTRUMENTAL VERSION)
12. EXCERPT FROM "AN INTERVIEW SPECIAL WITH THE MANHATTANS",
13. SEARCHING FOR LOVE (ALTERNATE MIX)
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MHCP 2008
SME |
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ザ・マンハッタンズは、全米NO.1に輝いたこのアルバムの日本タイトル曲(10曲目)でもある、大傑作ソウル・バラードで知られるミューヨークのソウル・グループ。わたしはもちろんソウルも好きで、よく聴くが、ソウルの中でもディープなものより、ポップ・チャートで大ヒットするような味付けを好んでしまう。そんなわたしのテイストに最もピッタリくるのが「涙の口づけ」だ。演出は冒頭に語りがあるくらいで、小細工一切なし。ムードを盛り上げるスウィートなハーモニーと包容力豊かなリード・ヴォーカルが素直なメロディーに絶妙なアレンジで溶け合い、「歌」と「メロディー」の良さだけで聴かせるオーソドックスなタイプのバラード。こういった作風は正に「オールディーズ・ファン」好みと言えるが、こういう作風こそ永遠に輝きを失わない名曲なのだと思う。
そんな大名曲をメンバーの自作で生み出したマンハッタンズ。現在日本での知名度はいかほどか解らないが、もしあなたが、上記のような作風にうっとりしてしまうのならぜひともアルバムのほうもお薦めしたい。冒頭の曲こそ元気なアップ・テンポのフィリー・ソウル(オージェイズのような)であるが、これまたヒット・ポップス・ファン受けしそうだし、後はメロメロ・必殺スウィート・ソウル・バラードのオン・パレードで、大ヒット・シングル詰め込んだベスト盤聴いてるみたいな出来の良い曲ばかり! こんなに良いとは〜こんなに才能あるグループだったのか〜、感嘆しきり。良いもの見つけたぞ!
あなたの好きなソウルのタイプは? と聴かれたらわたしは迷わずこのアルバムと答えます。 |
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9:
THE POOR RANDY MEISNER EARLY YEARS |
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1. CAN'T STAND TO BE IN LOVE WITH YOU, 2. LOOK AT ME,
3. HUNG UP ON LOSIN', 4. SNOW MAN, 5. ONCE AGAIN, 6. HOW
MANY TEARS, 7. SHE'S GOT THE TIME (SHE'S GOT THE CHANGES),
8. LOVE IS REAL, 9. MY MIND GOES HIGH, 10. KNOWING YOU,
LOVING YOU, 11. FEELIN' DOWN, 12. COME BACK BABY, 13. STUDY
IN MORION #1
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YDCD-0097
夢街名曲堂 |
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10:
where the girls are volume 5 |
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1.
DRESSED IN BLACK...THE PUSSYCATS, 2. I WANT YOUR LOVE...THE
PUSSYCATS,
3. THEY'RE DANCING NOW...PATTY MICHAELS,
4. THAT NEW BOY IN TOWN...JAN TANZY, 5. LET THE LITLE GIRL
LIMBO...DORIS DAY, 6. MY BOYFRIEND...BECKY & THE LOLLIPOPS,
7. ONE BOY TELLS ANOTHER...THE SURFER GIRLS, 8. THAT BOY
IS MESSING UP MY MIND...THE ORCHIDS, 9. MARCHING HOME...TRACEY
DEY, 10. DID YOU GET YOUR FUN...THE BOOTIQUES, 11. WILL
YOU CARE WHAT'S HAP'NIN' TO ME, BABY...BERNADETTE PETERS,
12. WONDERFUL WORLD OF LOVE...THE POPPIES, 13. YOU'RE MY
LOVIN' BABY...THE SWEET THINGS, 13. SING ME A LOVE SONG...THE
GLORIES, 15. GONNA MAKE HIM MY BABY...APRIL YOUNG, 16.
FRIENDS,AND LOVERS FOREVER...NANCY AMES, 17. THE HARLEM
TANGO...THE ORCHIDS, 18. TAKIN' THAT LONG WALK HOME...DOROTHY
JONES, 19. IT'S LOVE THAT REALLY COUNTS (IN THE LONG RUN)...MARLINA
MARS, 20. SWEET BITTER LOVE...ARETHAT FRANKLIN, 21. YOU
CAN'T HURT ME NO MORE...THE OPALS, 22. THE RIGHT TO CRY...ERMA
FRANKLIN, 23. LOVE MADE TO ORDER...THE LITTLE FOXES, 24.
BABY YOU'RE MINE...SANDI SHELDON, 25. WASN'T IT YOU...PEGGY
LIPTON, 26. SPANISH HARLEM...LAURA NYRO AND LABELLE
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CDCHD 823
ACE |
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こういったガールもののオールディーズ・コンピは本当にクォリティーの高いのが多くて新しいのを見かけると何でもといっていいくらい必ず手には取るのだが、種類豊富なだけあり、ダブり曲も当然多数。しかし!このコンピは掘り出し物ばかりで、オールディーズ・コンピといえばのACEの大好評シリーズ最新盤とのことで即買うことに。良いとは思って聴いていたのだが、それにしてもこれは良すぎた。偶にはつまらん曲が入ってるもんだろうが、ちょっと耳を休める暇もない。なんて素敵なポップ・チューン!の連続。シャングリラスっぽい問題ありげな最初のTHE
PUSSYCATSは特に印象深く、続くナンバーは極めて上質なキュート& ドリーミー・ワールド満載、ときめかされっぱなしなのだ。有名人も入ってはいるが、無名人のが良かったり、3曲目のPATTY
MICHAELSなんて全く知らない人だけど彼女の超PRETTY FACEは必見かも。NANCY
AMESは出来れば「CRY SOFTLY」を入れて欲しかったけど、ヴォーカルは男っぽいのに綺麗な人だね。というわけでビジュアル満載のライナーも良く、無名人ばかり集めてここまで揃ってるのは極めて稀ではないだろうか。。ヒヒヒ・・・大収穫じゃん、と思いつつ、クレジットに目をやると、な〜んだ、それもそのはず。アメリカン・ポップス誇るブリルビルの超一流ソングライター・チームの作品ばかり。これ判って尚更ヤッタゼ。60年代でも半ばから後半にかけての曲が多いのに思いっきりガール・ポップなのもそのせいかな・・・。多分もっとあるぞ。今後さらに期待できるコンピだ。 |
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