Oldies But Goodies
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Brian Hyland / THE JOKER WENT WILD



-VIVID / VSCD-742-
1. THE JOKER WENT WILD
2. CALL ME
3. WHEN YOU TOUCH ME
4. ONE NIGHT JIMMY
5. NORWEGIAN WOOD
6. THE GENIE
7. RUN, RUN, LOOK AND SEE
8. 3000 MILES
9. SOMETIMES THEY DO, SOMETIMS THEY DON'T
10. YESTERDAY I HAD A GIRL
11. LAVENDER BULE
12. JUST OUT OF REACH


 こちらもまた発売当時「チープ・トーク」で騒いだかもしれない待ちに待った再発CDだ。初CD化、大快挙!! ベスト盤を聴いて、大好物のゲイリー・ルイス似のサウンドに惹かれて、この部分のアルバムを聴けたら最高だと思っていたのでViViDさんには感謝感激雨霰。オールディーズ・ファンのアイドル、ブライアン・ハイランドが「ソフト・ロック」ということで注目されるというのも不思議な感じだが、分野はどうであれ60年代の埋もれた良質ポップスが再評価されるのは大歓迎。予想通り、私の「待っていた音」がスピーカーから流れ続けた。スナッフ・ギャレットのプロデュース、ゲイリー・ルイス同様明るく楽しくキャッチーなポップ・チューンばかりで特にA面(というか8曲目まで)はウキウキ・ワクワク・ノンストップ状態。ラストまで続いてくれたらというのは1枚のアルバムで欲張りすぎるかな。
 
  さて曲紹介、全米チャート最高20位の復活シングルとなった1曲目は、きらびやかな鉄琴と軽やかなビート。甘さの取れた23歳の「青年?」ブライアンの爽やかなヴォーカル。もう他に何も要らないと思える完璧なポップスだ。2曲目はペテュラ・クラーク、クリス・モンテス等でもお馴染みのトニー・ハッチ作品の洒落たナンバー。3曲目もハイライトと言えるテンションの高いポップ・ナンバー、サビの開放感は我を忘れさせる。4曲目はファルセットのコーラス・スタイルがBB5みたい?な軽快ポップ・チューン。ブライアンも作者の一人としてクレジットされているが、良い曲書くね。5曲目は「ラバーソウル」収録のビートルズのカヴァー。同じカヴァーなら2曲目のが断然上の平均的な出来。6曲目も順番の待ち遠しい大好きなナンバー。ゲイリー・ルイスの完璧なイミテーションだが、ポップ・ミュージックの楽しさを1000%教えてくれる明るくキャッチーな名曲。7曲目(B面スタート)も同様のノリノリ・スナッフ・ギャレット・ワールドの明朗ポップ・チューン。シングル・カットされ全米チャート最高25位を記録。8曲目もシングル・カットされ、全米チャート最高99位(ひどい…)ながらもエコーを効かせたジャック・ニッチェ風のアレンジが印象的な佳曲。この曲等聴いているとこの人は結構歌唱力のある人なんだな、と思う。9曲目はカントリー風の穏やかなナンバー。10曲目はブライアン一人で書いた作品。あまり印象に残らず(ゴメン!)、アルバムに収めておくのに丁度良いという曲。11曲目はまた、キャッチーで盛り返す明解なポップ・チューン。12曲目はこれまでの曲調と趣向の違うスタンダードな雰囲気のバラード(ソロモン・パークのカヴァー)。こういったエレガントな曲も上手く歌いこなしており、シメにはピッタリのナンバーだ。
 
で、ブライアン・ハイランドなのだが、決してこの部分だけがいいということではないことを強調しておきたい。最近彼に興味を持ったのなら、こちらで紹介しているヒット曲を網羅したグレイテスト・ヒッツ(ベスト盤)もぜひ聴いて欲しい。特に「Itsy Bitsy…」以降の「Ginny Come Lately」「Sealed With A Kiss」「Warmed Over Kisses (Left Over Love)」「Save Your Heart For Me」等の甘いバラードを書いたGary Geld-Peter Udell作品に注目してくれるとうれしいな。