Oldies But Goodies
Goody Goody Oldies | Billboard Top 10 Singles/No.2 Songs | 5★CD/Best CD | '80s | Links | About Site | Mail
Pat Boone / PAT'S 40 BIG ONES



DISC1
1. TWO HEARTS, TWO KISSES
2. AIN'T THAT A SHAME
3. AT MY FRONT DOOR (CRAZY LITTLE MAMA)
4. GEE WHITTAKERS
5. I'LL BE HOME
6. TUTTI FRUTTI
7. LONG TALL SALLY
8. I ALMOST LOST MY MIND
9. FRIENDLY PERSUASION (THEE I LOVE)
10. CHAINS OF LOVE
11. DON'T FORBID ME
12. WHY BABY WHY
13. LOVE LETTERS IN THE SAND
14. BERNADINE
15. REMEMBER YOU'RE MINE
16. THERE'S A GOLDMINE IN THE SKY
17. APRIL LOVE
18. A WONDERFUL TIME UP THERE
19. IT'S TOO SOON TO KNOW
20. SUGAR MOON
  DISC2
1. IF DREAMS CAME TRUE
2. GEE, BUT IT'S LONELY
3. I'LL REMEMBER TONIGHT
4. WITH THE WIND AND THE RAIN IN YOUR HAIR
5. GOOD ROCKING TONIGHT
6. FOR PENNY
7. TWIXT TWELVE AND TWENTY
8. A FOOL'S FALL OF FAME
8. (WELCOME) NEW LOVERS
10. WALKING THE FLOOR OVER YOU
11. MOODY RIVER
12. GIB COLD WIND
13. JOHNNY WILL
14. I'LL SEE YOU IN MY DREAMS
15. QUANDO, QUANDO, QUANDO (TELL ME WHEN)
16. SPEEDY GONZALEZ
17. THE MAIN ATTRACTION
18. BEACH GIRL
19. LITTLE HONDA
20. AS TEARS GO BY
-CONNOISSEUR SDVSOP CD 328-
 
 重要なロック・パイオニアの一人、ハンサムで美声のパット・ブーンは最高のバラーディアとしてロック史に残る名曲をたくさん発表したが、膨大なヒット曲の割になんと過小評価されていることだろう。あまり「ロック」という印象がないからだろうか。最近オールディーズを聴く若者も増えているようだが、今、パット・ブーンを改めて聴いてみよう!と思う方は一体どのくらいいるのだろうか。今の状況ではせっかくオールディーズ・ファンになってもパット・ブーンの存在に気付くのは難しいかもしれない。そんなことを思いながら今年出た2枚組のベスト盤をパットの紹介がてら選んでみた。年代順に並んでいるし、近年大ブームのBB5もどきやカヴァーも収録されているコレは必ず聴いて欲しい。パットはバラードだけでなく、もちろん(殆どリトル・リチャード等の黒人歌手のカヴァーだったが)ロックンロールも歌っていた。50年代といえば、けたたましい狂熱ロックの嵐。そんな中パットの和やかで清潔感のある歌い方にはソフト・ロック等のポップス・ファンなら好感を持つ方も多いと思う。個人的にはエルヴィスは別格だが、最も歌唱力のあるシンガーとして認めている。特にバラードだが、大切なものを取り扱うごとく実に丁寧に、綺麗にメロディをなぞる一ミリも狂わない音程は見事という他はない。安らぎを与えてくれるハートウォーミングな最高級のサウンドの詰め込まれたベスト盤は正に一家に一枚もの。スタンダードといった趣ではあるが、決して古いわけではない、オール・タイム・グレイテスツ&エヴァーグリーンだ。
 
  収録曲が多すぎるので簡単に必聴ナンバーを記しておこう。デビュー・シングル1-1(全米チャート最高16位)。全米1に輝いたファッツ・ドミノのカヴァー1-2。数多い優れたバラード中個人的には最高傑作と思う全米チャート最高4位フラミンゴスのカヴァー1-5。ちょっとけだるい感じの全米1バラード1-8。超ソフトなスロー・バラード、全米チャート最高5位1-9。リラックス・ムードのこれまたバラード、全米チャート最高10位1-10。パットのヴォリュームのあるヴォーカルが優しく響く素晴らしいミディアム・バラード、全米1、1-11。軽快なポップ・ロック、全米チャート最高5位1-12。最大のヒット、誰でも耳にしたことのあるパットの代名詞、間奏の口笛が心地よい7週連続全米1、1-13。ソフトなロカ・バラード全米チャート最高6位1-15。B面の1-16も同様の優れバラード。もう1つの代名詞?甘いムードたっぷりなバラード全米1、1-17。いきなりといった雰囲気のゴキゲン早口アップ・テンポ・ナンバー全米チャート最高4位1-18、洒落たバラード全米チャート最高4位1-19。ムーディーで夢心地になってしまうバラード全米チャート最高5位1-20。哀愁帯びたバラード全米チャート最高7位2-1。優雅なバラード全米チャート最高34位2-3。この辺り(1958年)からちょっとワンパターン化のバラードも飽きてくるのか大ヒットは途切れるが、ここまででも凄まじい人気を分かってもらえるだろう。さらに続けると、ちょっと復活の全米チャート最高18位まで上がった粋なミディアム・バラード2-9。また売れなくなったが結構好きなリズミカル・ナンバー全米チャート最高44位2-10。大復活60年代における最大のヒット、文句なしの大名曲。テンポは軽快ながら、悲壮感漂うヴォーカルが印象的な全米1、2-11。またチャートの落ち込んだ曲だが明るく調子のいいロックンロール全米チャート最高35位2-13。イントロの口笛で決まりスタンダードのカヴァー全米チャート最高32位2-14。パットの語りに続いて登場する何とも品のないメキシカン・ガールがロビン・ワードというのが信じられないコミカルなナンバー久々大ヒットで全米チャート最高6位2-16。ブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーがソングライト、プロデュース、バック・コーラスと全面的係わった麗しきビーチ・ボーイズ・スタイルの名サマー・バラード、「Don't Worry Baby」かと思わせるフレーズも聴ける今ウケする曲だが当時は全米チャート最高72位だった2-18。これのB面に収められた本家BB5のホット・ロッド・ソングのカヴァー2-19。こういったナンバーにも若々しくすんなり溶け込んで、パットは本当にオールマイティーなシンガーだと感心する。Disc2には何と!意外、ストーンズのカヴァーが収められている。しかも1966a-sideという記述からしてシングルだったらしい。マリアンヌ・フェイスフルのヒット曲としても知られる繊細なバラードだが、パットのノーブルなヴォーカルで優雅で華やかに生まれ変わっている。