Oldies But Goodies
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SUMMER WINE Presenting Our Fabulous Summer Wine



1. WASN'T IT NICE IN NEW YORK CITY?
2. SHE'S STILL A MYSTERY
3. WHY DO FOOLS FALL IN LOVE?
4. ONE FINE DAY
5. NANCY SING ME A SONG
6. TAKE A LOAD OFF YOUR FEET
7. LIVING NEXT DOOR TO AN ANGEL
8. SOUND OF SUMMER'S OVER
9. CRYING EYES
10. SHENANDOH
11. DO YOU WANNA DANCE?

 
12. SHERRY
13. YOU GOT WHAT IT TAKES
14. WELL ALL RIGHT
15. PAINTED LADY
16. ODE TO A STEEL GUITAR
-bonus : Studio Out-Takes -
17. WHY DO FOOLS FALL IN LOVE?
18. SHE'S STILL A MYSTERY
19. TAKE A LOAD OFF YOUR FEET
20. SHENANDOH
21. ONE FINE DAY
22. DO YOU WANNA DANCE?

-EM RECORDS / EM1004CD-

 
 ウー…、来た、来たぁ♪グッド・ヴァイブレーション到来!!! この世でハーモニー・ミュージックほど素晴らしいものはない! そんな風に思わせたCDがコレである。このサマーワインという名前をもつイギリスのハーモニー・グループのサウンドの特徴はオールディーズ(ビートルズ以前のアメリカン・ポップスとしよう)をビーチ・ボーイズ風のウエスト・コースト・ハーモニー・ミュージックにリメイクするといったモノで、ビーチ・ボーイズ好きの私がイチコロとなるのは当然のことなのだ。それにしても、こんなに上手いとはねぇ…。非の打ち所無し。全く完璧。発掘大感謝。もうまるっきり私好みのサウンドで、いくらヘヴィ・ローテーションしても足りないハマリようだったのだ。このCDを買ったのは発売直後のゴールデン・ウィーク開け。ゴールデン・ウィーク開けといえば、鬱病の季節じゃないですか。アタシも一応OLなもんで、毎年そういう状態に陥るんだけど、このサマーワインにどれだけ救われたことか。このミュージックを流せばいつだって青空の下、晴れ晴れしいすがすがしさ(なんじゃ?)に包まれ、とれたてのサマーワインのテイスティー・ハーモニーが耳から身体全体に染み込んで広がってゆく…。ああ、なんという幸せ。一足先に夏を楽しんだといった感じだった。
 
 では、そんな素晴らしい曲たちというのはどんな曲なのだろう。特に好きな曲を紹介しましょう。まず1はいきなり未発表曲、しかしトップに持ってくるだけの自信作で、一瞬にして心を奪う爽やかな大傑作ポップ・チューン。オリジナルはクリケッツとのこと。3は72年に発売されたというファースト・シングルで、プロモーションは行わなかったらしいが、1973年に全米で103位というバブル・アンダー・ヒットを記録している。ウエスト・コースト方面で小ヒットしている。シングルになっただけあり、ここに収録されたカバー曲では抜群の出来でビーチ・ボーイズもビックリな豊かなハイトーン・コーラスにただため息…。オリジナルはフランキー・ライモン&ティーンエイジャーズのドゥーワップ・ソングだが、サマーワインはノリノリのロックンロールにアレンジしている。4も素晴らしい。オリジナルはシフォンズというガール・グループで、忠実なカバーだが、未発表とは勿体無い非常に魅力的なポップ・チューンに仕上がっている。5は多くの曲でリード・シンガーを努めたジョン・ペリーのソロ名義のシングルでオリジナルはロイ・ウッド。キャッチーで生き生きしたヒット・シングル・タイプの佳曲だが、もちろんヒットはしていない。8は美しくロマンティックなバラード。静かな浜辺でワイン片手に聴いてみたいものだ。9は5のB面だが、ジョン・ペリーの自作で彼のハイトーン・ヴォーカルが映える爽やかで聞応えあるポップ・チューン。10はクラシック・ソングのリメイクだそうだが、今聴いても新鮮で色褪せない現代的なサウンド。コーラスが耳を奪う。11はオリジナルはボビー・フリーマンで、ビーチ・ボーイズのカバーが大ヒットしているロック・スタンダード。彼らのヴァージョンもノリノリで楽しくなってくる。12はフォー・シーズンズの有名な全米bPソングだが、フランキー・ヴァリをめちゃくちゃ意識した豪快なファルセットが聴きもの。ハーモニーを堪能できるのは個人的にここまで。16のカントリー風のブルージーなミディアム・スロー・ナンバーは別の意味、題名通りギター・プレイに耳を奪われる。
 

 “収穫”という意味ではこのCDが今年1番だったかもしれない。昨年も“ハーモニー・グラス”でベスト・オブ・マイ・CDに登場した英国ハーモニー・ミュージックの第一人者トニー・リヴァースがこのサマーワインにも関わっている。この人の係わった音楽にはずれはない。